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9割の人がしていない「正しい休み方」

執筆者の写真: Masaki OtsukaMasaki Otsuka

【一向に回復しない休憩】


「休むこと」=「ダラっとすること」



これは間違いです。





仕事が休みの日に

朝から晩まで家でゴロゴロしていたけど、

次の日はさらに体がダルくなった。


こんな経験は誰しもあると思います。





つまり、

「ダラっとすること」は「休むこと」とイコールとは言えません。


もちろん

時々ダラっとする事も大切ですが、

大事なのはそれだけではない。




では


どうすれば「正しく」休めるのか?




先に結論。


「バランスの取れた積極的な休息」


これを実践するべきです。





【「休む」の言葉を捉え直す】



そもそも日本語で「休む」と言うと



・何もしない

・座ってボーッとしている

・家で寝ている



そんなイメージがあると思います。



ですので


平日は

一生懸命は働いて来て疲れ切ったサラリーマンは


休日は家でゴロゴロしてれば体が回復すると思い

一日ダラダラと過ごしてしまう。



でも、


実際は全く回復してなくて

日々ダルさが蓄積されていくだけ



その結果


仕事にも意欲が湧かず、

やる気の出ない毎日がただ淡々と過ぎ去っていく。




現代社会では

休むのが下手な人が多いが故に

そんな方が増えている現状なんだと僕は感じています。





【休む=バランスを取る】



では、

本当の意味での「休む」とは

一体どう言う事なのか?




それは

「バランスを取る」こと。




この世には


朝と夜があるように、


光と影があるように、


陰と陽があるように、



僕達の身体にも

常にオンとオフの機能を交互に繰り返しながら

バランスを取って生きています。




日々の生活で

そのバランスを上手にコントロールすること(上手に休むこと)で


身体本来の機能が働きやすくなり、

本当の意味で体が回復してくるのです。





逆に


ONばかりの生活を送っていたり

OFFばかりの生活を送っていたりすることで


バランスが崩れて体調を壊すのです。




で、

この「バランスを取る」だけだと抽象的すぎますよね?



具体的に何のバランスを意識したら

上手に休むことができるのか。




それは

「自律神経のバランス」です。




【交換神経と副交感神経】



自律神経とは


僕達のカラダを

「24時間365日、自動で調整してくれている神経」

のこと。



その自律神経は


交換神経と副交感神経に大きく分けることができます。




交換神経」とは

カラダを活発に動かす時に働いている神経のこと。



主に

太陽が昇っている日中に働いてくれています。



興奮、緊張、焦り、不安など


心臓の鼓動が早くなっている時にメインで働いてます。





反対に「副交感神経」とは

カラダを休める時に働いている神経のこと。



これは主に

太陽が沈んでいる夜に働いてくれています。



安心、落ち着き、静寂など


比較的心が落ち着いてる時にメインで働いてます。






1番の理想は


この太陽の自然なリズムと自律神経の働きを

同じようにすることです。





つまり自然の動物と同じように暮らせることがベストです。



太陽が昇っている時は活発に活動し、

太陽が沈んだらおやすみモードに入る。




現代社会で生きていると


僕達人間はどこか特別な生き物のような感じがありますが、

全くそんなことありません。




人間も動物と同じように自然の生き物ですので、


自然のリズムに則って生活することが

一番健康的に生きられることになります。





【現代社会は不健康の塊】



しかしながら


現代社会で生きる僕達の周りには

この自然なバランスを崩す物事や環境が溢れています。




生活リズムを狂わす電気から始まり、

ゲームやスマホ、

ジャンクフードなど、、、



見渡す限り自然からかけ離れているものだらけです。




言っちゃえば、

不健康の塊の中で生きているようなものなんですね。





生まれた時からこのような環境にいると

何も疑問を持たない人もいると思います。



ただ、

そこに無自覚のまま生きていると、、



自律神経のバランスが崩れ、


精神的におかしくなったり、

病気になりやすくなったりして



不健康の道にまっしぐらです。





そうならないためにも



僕達は普段の生活の中で

「自律神経のバランス」を常に意識すること


大事になってきます。




そのために

まずは自分の今の行動が


交換神経が優位になっているのか、

副交感神経が優位になっているのか


知ることから始めていきます。




交換神経優位になりやすい行動


・筋トレ

・スポーツ

・仕事

・買い物

・パソコン

・ゲーム

・SNS


などなど




副交感神経優位になりやすい行動


・ヨガ

・ストレッチ

・瞑想

・温泉

・自然に触れる

・落ち着く音楽

・人との触れ合い

・読書


などなど





ここで注目してほしいのは


一見リラックスしているように思えてやっていることも


実は脳が緊張状態になっていることがある


と言うこと。




例えば


仕事の休憩中に「スマホ」を見て休んでいるつもりでいたとしても

実は脳にとっては全く休めていない。



むしろ

脳を余計疲れさせている





逆に

休みの日に出かけたとしても


自然が豊かな場所に行って温泉に浸かったり、

ヨガをしたりすることは



一見疲れるように見えるけど、実は正しい休み方

だったりする。




何をするかはそこまで重要ではありません。



自分が好きなことをやれば良いんです。




それよりも


自分が今行っていることは

交換神経優位なのか副交感神経優位なのか



そこに

まずは意識を向けてあげることから始めてみると


自分に適した休み方が見えてきます。





【行動を振り返ってみよう】



現代の日本では

「交換神経」が優位の状態になりやすいです。



なりやすいというか、


むしろ見えない力がそうさせているかのように、

無自覚で生きてると9割の人がそうなってしまってます




そのせいもあり


鬱や精神疾患の病気が増え、

免疫力低下に伴った身体的な病気も急増しているのだと


僕は考えています。




まずは

1週間の自分の行動を振り返ってみましょう




どれだけ交換神経優位の行動がありますか?




逆に

どれだけ副交感神経優位の行動がありますか?





繰り返しますが

僕達はあくまでも自然の生き物です。



ですので

自然のサイクルに沿った行動をすることが

ベストになります。




日中にかけては

交換神経優位な行動を心がけ、


夜になったら

副交感神経優位な行動を心がける。



例えば


今までは夜にスマホばかりを使ってたなら

その時間に読書をしてみたり、ヨガをしてみたりする。



そうすると

体はリラックスモードになりますので


自然と眠りの質が高くなり、

体が回復しやすくなったりする。





ほんのちょっとの心がけです。



それだけで

あなたの体はみるみると回復してきます。





心身の健康は全ての土台です。




健康を疎かにしたことで

苦しい思いをしてきた人を沢山見てきました




これを読んでくれている方には

そんな苦しい思いをして欲しくない。




そんな想いで

この文章を書いています。



一気に変えなくていいです。



一つずつ一つずつ

焦らず、じっくりと取り組んでもらえたら

1年後には確実に身体が変わっているはずです。




【おまけ】



最後に、


・仕事がデスクワークで凝りがひどい


・腰痛、肩こりが辛い


・運動不足を感じている



そんな方は

まずはこちらの動画を見ながら

お家でヨガしてみてください。



ヨガは

心身を楽にして身体の機能を回復させるのにピッタリです。



ぜひ、

実践してみることをおススメします。







では、また!

 
 
 

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