僕は常々思ってました。
なぜ
学校で国語や算数を教えるのに、
毎日食べている「食べ物」について教えないのか?
なぜ
体育で色んなスポーツをやらせるのに、
全スポーツの根本となる
「身体の使い方」について教えないのか?
「自分の身体のことは自分で何とかする。」
日本人だと
一見当たり前の考えのように思えるかもしれません。
しかしながら、
今の日本の現状どうでしょうか?
がん患者は年々増加し、
最近では10代20代のがん患者も急増している。
体力がなくて
運動に付いていけない子供も増え、
アレルギーや精神疾患の人も年々増え続けている。
全くと言っていいほど、
何とかなってないのが現状です。
病気になったら
医者に行けば何とかなる。
それ、本当ですか?
お医者さんがやっているのは
あくまでも「対照療法」です。
ケガや骨折など
すぐに直さなければ命にかかわるような処置に関しては
とても頼りになります。
でも、例えば
風邪をひいた時。
お医者さんは風邪薬や解熱剤を出して
症状を抑えようとします。
そうなると、
咳で排出されるはずだった菌や、
熱で死ぬはずだった菌が
身体の中に残って、
またすぐに風邪をひいてしまいやすくなります。
それでまた
病院に行って薬を貰う。
また菌が残って
免疫力もどんどん下がっていく。
医者が儲かって、患者は不健康になる。
負のループのできあがりです。
そうとも知らず
お医者様はなんでも治してくれる神様
のような考えを持っている人が
今の世の中でもあまりにも多すぎます。
「対症療法」
とは反対になる考えとして
「根本療法」
があります。
病気の症状を抑えるのが対症療法だとすると、
その病気にならないように
どうすればいいかを考えて実行していく
のが根本療法です。
僕が教えているヨガも
常にその考えで取り組んでいます。
例えば、
腰痛になったらマッサージを受けに行く。
これだけだと
またすぐに腰痛になって、
いつまでもマッサージに頼って生きていくことになりますよね。
これは対症療法。
マッサージをして身体が解れて良くなったなら、
日々の生活の中で
何でまた腰が痛くなってしまうのかを考え、
じゃあどうすれば腰が痛くならないで生きていけるかを
考え実践していく。
これが根本療法です。
「もしかしたら仕事のストレスかもしれない。」
「もしかしたら日々の身体の使い方かもしれない。」
それを考えた上で、
ライフスタイル全体を見直して対処していく。
それが根本療法であり、
僕がヨガを伝える上で最も大切にしている考えです。
ぶっちゃけた話
別にヨガじゃなくてもいいんです。
その人本人が
健康に問題なく、
さらにその人自身の力を常に発揮して
この社会や日本、世界で心豊かに生きていければ
それで良いと僕は思っています。
で、
江戸時代とかまでの昔だったら
特に問題なかったと思うんです。
感染症や衛生面では問題があったかもしれませんが、
癌やアレルギー、精神疾患のような現代病は
ほとんどありませんでした。
でも、
今の時代、
僕たちの身体を害するような物が
世の中に溢れかえっています。
食べ物、水、電気、電磁波、
工業製品、スマホ、パソコン、仕事、
生活スタイル、などなど。
いかにお金を使ってもらうか、
日夜考え抜いて生み出した商品が
目に入る物全てと言ってもいいくらいに溢れています。
そんな中で
そういう事を知らずに
全く問題のない健康体で生きていくのなんて
いきなりLv.100のボスキャラと戦っているレベルで
無理ゲーなんです。
ネットも繋がらないような
限界集落に住んでいたなら可能かもしれませんが(笑)
「健康」でいることが当たり前。
その上で
みんな各々が十分な力を発揮して
得意分野を活かして世の中を回していく。
そんな世界を
僕は目指しています。
腰痛や肩こりなんかで
皆がパフォーマンス落ちてたら
それこそ世の中全体で見たら負のループです。
そうならないためにも
僕がヨガで教えている基本的な身体の使い方、
さらには食の知識や健康でいるための考え方(日々の習慣)などは
みんなが知っておくべき必修科目です。
よく聞く話、
お年寄りになったら病院に通うのが習慣になっていて
人と会っても病気についての話だけしてるのは、
僕は本当に嫌です。
身体と心を整えて
明るく平和な世界を作っていきましょう。
Love & Peace ✌
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